Flamingoを導入するべき理由

新年が明けてから期末に向けて、何かと業務が忙しい時期かと思いますが、効率の良い業務のために今回はRhinocerosプラグインレンダリングツールのFlamingoを導入するべき理由をまとめておきたいと思います。

以下の4点が大きな特長かと思います。

  1. レンダリングがキレイ(特に透明素材)
  2. マテリアル設定が楽
  3. 複数画像を一気にレンダリングできる(バッチレンダリング)
  4. ネットワークレンダリングできる(レンダファーム)

特に3、4のレンダリング処理に関してはアニメーションレンダとして使用する以外にも気になる複数角度のレンダリングを一晩中かけて勝手にやっておいてもらうことができます。

またネットワークレンダ(レンダファーム)もプリンターで書類を出力するのと同じような感覚でレンダリング指示してから勝手にレンダリングが仕上がるイメージで作業ができます。

バッチレンダリング(複数ビューの一括レンダ)

複数の画像を一気に出力します。お昼休みや就寝中に一気にレンダできます。

レンダしたい枚数分ビューを作成し、カメラ構図を決めます。

メニューからバッチレンダリングを選択し、レンダリングするビューを登録。「ローカル(自分のPC)」または「ファーム(ネットワーク)」でのレンダリングを決めます。

複数のレンダ画像(nxtimage)が指定のフォルダに作成されます。一枚づつ画像の調整と保存形式を決めて出力します。

レンダーファーム(ネットワークレンダ)

自分のPC以外のマシンを使い、別の作業をしながらバックグラウンドでレンダリングができます。

紙のプリントアウトに近い感覚でレンダリングができます。バッチレンダやアニメーションにも対応しています。

インストール方法など詳細はこちら
http://help.mcneel.com/jp/flamingo/5/help/render-farm.html#install

レンダーファームのイメージ

レンダーファームクライアントをインストールするPC(2台まで無料)はRhinoやFlamingoがインストールされていなくてもOKです。

PCのスペックによるとは思いますが、クライアントをインストールされたPCがレンダ作業中に処理が重くなるというほどの影響は感じません。

特にレンダリングする機会の多いデザイナーの方にはおすすめです。

ディプロスデザイナー川合でした。

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