新しいGrasshopperトレーニング開講のお知らせ

2017年6月から、プロダクト製品に活用可能なアルゴリズムをお伝えする、Grasshopperの新しいトレーニングコースを開講いたします。

建築業界で話題のGrasshopperを使い始めてみたけれど、実際にプロダクト製品のモデリングに活かす手順がいまいち掴みきれていないという方へ、次のステージへ進むための応用編のトレーニングコースです。

Grasshopper応用トレーニング内容

Grasshopperによるモデリングの自動化

パラメーターで形状の調整が可能なタイヤホイールのデザインラインを作成します。

ミラー、環状配列、曲線の分割、曲線のフィレット/ブレンドなど、モデリングに必要な操作をGrasshopperでどのように再現してどういうメリットと使い勝手なのかを学びます。

点や線によるアトラクター制御

Grasshopperの使用例にてアトラクターというアルゴリズムがあります。単純にパターンを機械的に並べるだけでなく、点や線によってパターンの大きさをグラデーションで微妙に調整できます。

また、更にこの講習では、

  • 球体の半径を何ミリ以内に制御するには?
  • 曲面上でもパターンを配列可能か?
  • 球体以外を並べるには?

というところまで踏み込んだ内容をご紹介いたします。

サーフェスの表面形状をウェーブさせる

表面が波上に起伏するWave Surfaceを作成します。

サーフェス上の制御点の移動量の数値制御と、コップの形にする為の周期サーフェス変換を行います。独学では理解しがたい数値制御のコンポーネントとその組み合わせ方をご紹介いたします。

パターンカット

Grasshopperを使用する目的として、製品表面にパターンを施したいとお考えの方がやはり多いと思います。六角形を配列したハニカムパターンと、平面および凹凸をつけた槌目模様を再現します。

プラグインソフト『Weaverbird』によるパターンのスムース化

Rhinoのプラグインソフトとして動作するGrasshopperですが、そのGrasshopper上で動作するプラグインソフトも存在します。Grasshopperだけではプログラムを組むのが大変な作業をこなす新たなコンポーネントを追加できます。

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