恐竜を3Dプリントしてみました!

デン!

デデン!

 

大迫力の恐竜です。

これ実は……

3Dプリンターで出力したミニチュアモデルでした。

こちらはスミソニアン博物館様で無料公開されているティラノサウルスとトリケラトプスの3Dモデルを利用し、出力したものです。

XYZプリンティング社製のPartPro150 xP(光造形3Dプリンター)でプリントしています。

 

カメラで近寄ってみるとまるで実際に博物館にいるような臨場感ですが、実際には約1/30スケールまで縮小しています。

頭からしっぽまでで50cm程度です。

これでも十分、机の上にあると十分大きいです。

 

人がいるとしたらこれくらいのサイズでしょうか?

 

あばらとしっぽです。小さな骨まで再現が出来ています。

展示標本のスキャンデータなので、骨の支えになる鉄棒やワイヤーまで再現されているのがなんだかおもしろいですね。

 

ちなみにこれくらいのサイズや細かさになると一発で造形はできません。

何回にも分けて造形しながら組み立てて……で、完成までに十日間くらいかかっています。

しかし、時間がかかるとはいえ、その程度なので、気軽にミニチュアモデルが作れてしまう時代が来ているのだなぁ、と実感をしてしまいます。

 

今回はそんな造形品の紹介(と自慢)でした。
また、何か面白いものを作ったら紹介していきたいと思います。

 

※本記事の3Dプリントに使用した “Tyrannosaurus rex” の3Dデータはスミソニアン博物館(Smithsonian Museum)が権利を所有するものです。

https://3d.si.edu/object/3d/tyrannosaurus-rex:d8c62d28-4ebc-11ea-b77f-2e728ce88125

スミソニアン博物館(Smithsonian Museum).”Tyrannosaurus rex”.Smithsonian 3D.

https://www.si.edu/

スミソニアン博物館(Smithsonian Museum).” Smithsonian”.Smithsonian.

エンジニアリング事業部からの最新情報をお届けします