チョコレートのデータ化

昨日、2月14日はバレンタインデーでしたね。皆さんはチョコレートを貰えたでしょうか?中の人は貰えました。気持ちのこもったチョコレートであれば、食べるのがもったいなく感じてしまいますよね。でも食べ物は食べたり、腐ったりでいずれ消えてしまいます。そこで3Dスキャナーの出番です!

3Dスキャナーを活用する大きな利点は立体物をデータ化できること。データに賞味期限はありません。なので思い出のチョコレートをデータ化してとっておくことが可能です。早速、貰ったチョコレートを記念にデータ化してみます!

貰ったチョコレートについて

ホワイト/ブラックのチョコレートをいただきました。

こちらです・・・・!

※ みんな大好き明治のチョコレートです。

ホワイトとブラックのチョコレート、ブラックチョコレートパッケージの3点を3Dスキャンしていきます。すごい偶然ですがホワイトとブラック白黒の両方をいただけたのでスキャンしてみます。

今回はカラーで3Dスキャンします。チョコレートは若干艶のある白色と、暗めな茶色の対象物です。パッケージは3Dスキャナーが苦手としている黒い配色をしています。3Dスキャナーは 黒・光沢のあるものを苦手としているためスキャンできるか不安ではありますが早速、スキャンしてみましょう!

3Dスキャン

ホワイトチョコレートとブラックチョコレートをそれぞれスキャンしていきます。使用する機材はHDI Carbonです。

https://dipross.co.jp/eng/service/scanner/sales/hdi-carbon

今回はショットごとの位置合わせが行いやすいように特徴形状としてねんどを周囲に設置してスキャンを行います。

・・・・・

・・・・・

・・・・・・・・・・約20分後

・・・・スキャン作業が完了しました。データはこちらです。

チョコレート(ホワイト・ブラック)

実際に撮ってみたところハッキリとスキャンできている印象です。ブラックチョコレートの暗い茶色がどのようにデータが取得されるか気になりましたがしっかりと色が再現されていますね!表面もキレイにスキャンできているので、この程度の暗さは問題なさそうです。

続いてはパッケージについてです。

パッケージ(ブラックチョコレート)

パッケージ

さすがにハッキリと黒い部分が多くあるためかデータは撮れたものの表面が荒れてしまっています。また、側面の部分などは光が当たりづらいため、うまく撮れていません。白い部分のデータは取得できていることから光の当たり方によって撮れ高に差が出ているのが確認できますね。

最後に

このように3Dスキャナーがあれば、思い出のチョコレートを賞味期限に負けることなくデータに保存しておくことが可能です。食品のように長期間、保管しておけないものや普段自分の手元に置いておけないものをデータ化できるのが3Dスキャナーの便利なところです。

普段からチョコレート以外にも部品や模型など幅広く立体物の3Dスキャンやデータ制作の受託業務を行っておりますのでお気軽にご相談ください。

※3Dスキャンに使用したチョコレートは美味しくいただきました。

https://dipross.co.jp/eng/service/3dscanning/3dscanning

エンジニアリング事業部からの最新情報をお届けします