XNurbs Ver5.1リリース

Rhinocerosプラグイン「XNurbs」のマイナーアップデートVer5.1がリリースされました。
XNurbsをご購入済みのユーザーは無償でアップデートできますのでご利用下さい。

1.精度の改善

Ver5.1では精度が大幅に改善しました。偏差を以前のバージョンと比較すると約10分の1まで減少しています。
(上記の車のサイドミラーのサンプルの場合、Ver5.1は0.00059mmのG0精度と0.04度のG1精度を持つモデルを生成しています。比較として、Ver5.0で同じモデルと同じXNurbsの設定ではG0精度は0.00997mmとG1精度は0.4度です。)

2.精度スライダーの数値の変更

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: XNurbsVer5.1_01.jpg

上記の通り精度の改善のため、精度スライダーの設定数値が変更されています。
5.1では上記画像のスライダーの一番左以外で設定することを基本として使用して下さい。

精度のスライダーは一番左に行くにつれて精度が高くなります。5.1では左から2番目が0.001mmの精度で以前のバージョンの一番左と同じになります。
それ以上の精度が必要になる場合にのみ一番左を使うのが基本となります。

3.UVフローの二つにのみ適用

精度改善のアルゴリズムはUVフローの項目の「境界曲線に垂直に維持」、「隣接曲線に揃える」にのみ自動的に適用されます。(「ナチュラル」は現在ほとんどのユーザーが使用していない設定なので、基本的にユーザー観点から変更はあまり影響ありません。)

以上がVer5.1でのアップデート内容になります。
XNurbsは30日間の体験版もございますのでぜひお試し下さい。
https://www.dipross-online.com/products/detail.php?product_id=168

エンジニアリング事業部からの最新情報をお届けします