Rhinocerosでこいのぼり(ルアー)をモデリング

今回はRhinocerosを用いた作例をご紹介したいと思います。
先日5月5日のこどもの日に弊社のTwitterで掲載したのですが、こいのぼりのモデルをRhinocerosの機能を活用して作成する工程をご紹介します。

ベースとなるサーフェスの作成

まずは適当な筒状のサーフェスを【Loft】にて作成し、サーフェス上の制御点を移動させる事で形状を整えていきます。
こいのぼりの形状を左右対称に変形させる為、ガムボール機能のスケールハンドルを用いて制御点の位置を引っ張って調整します。

鱗パターン形状の割り当て

今回の作例の見せ場として、リアルな魚らしく連続した鱗のパターンを配列します。
下図のような連続して隣り合わせられるイチョウ型のパターン図形を作成し、サーフェスモデリング用に断面曲線を追加します。


そこから鱗1枚分のパーツを作成し、図形と同じようにコピーして隙間なく敷き詰めます。
隣り合って連続できる”パターン形状”として、四角いエリアを【Trim】で切り出します。


この1カットの鱗パーツは、【Array】にてXY方向に適当な数を並べておきます。

並べた状態の鱗形状は、【FlowAlongSrf】のコマンドで、ロフトサーフェス表面に巻きつけるように変形移動ができます。


同様の作業をRhinocerosのGrasshopper機能を使用した場合、【Surface Morph】等のコンポーネントを組み合わせたプログラムで行う事ができます。
Grasshopperだと配列した具合を一度チェックした後に、縦横方向に並べるパターンの数を変更調整できるので便利ですね。

ただし、今回の作例ではこいのぼりの画像作成を目標にしていますので、鱗パターンの端部は隙間が空いている状態です。
隙間を埋めるためには別途Rhinoモデリングや、Grasshopperのプログラム追加も必要です。

リアルな鱗形状を施したこいのぼりは、Rhinoの【Bend】コマンドでぐにゃりと曲げる変形を適宜行って躍動感を持たせました。

Rhinoレンダーで画像生成

Rhinoレンダー機能で、適当な質感設定と背景の青空を設置して、画像が完成です。


ここまでの作業にて3時間程度を要しました。
以外と時間がかかったのはイチョウ型の連続図形で、パターンとして成立する形状を決定する際に、頭がこんがらがって難しかったです。

今回のようなモデリング方法を活用すれば釣具のルアー作成も行えます。
弊社ではさまざまな形状モデリングの方法をオーダーメイドトレーニングでお伝えしておりますので、こういったモデルが作りたい!というご要望がございましたらぜひご相談くださいね。

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