【UE4】ターンテーブルを作成してみる

今回は、UE4でターンテーブル(アクタの回転)を作成してみたいと思います。

UE4で新規プロジェクトを作成します。例では「TurnTable」としました。

マーケットプレイスにあった、可愛いネコを回転させてみます。コンテンツを取得し「プロジェクトに追加」します。

対象のプロジェクトを選択し「プロジェクトに追加」をクリックします。
※「turn」などプロジェクト名の一部を入力すると対象のプロジェクトが見つけやすくなります。

レベルにネコを配置します。

レベルブループリントを開きます。

アウトライナからネコのアニメーションシーケンスを、ブループリントエディタへドラッグアンドドロップします。

AddActorLocalRotationノードを接続します。

Delta RotationのZに「0.5」と入力します。この数値が大きいと回転速度が上がります。

プレイするとレベルに置いたネコが回転しています。

ここからは、少しアレンジをしてみます。

数分で作成した、ロボット掃除機のモデルデータをUE4にインポートしBPアクターを作成しました。
※弊社では、3Dスキャン・モデリング業務も行っております。

本体の原点を中心に、LeftとRightのSceneには左右のブラシを配置しています。
先ほど、ネコを回したように「AddLocalRotarion」を左右のブラシに接続し回転させます。

ロボット掃除機のアクターと座っているネコをレベルに配置しました。

最初のネコを回した手順と同様に、ロボット掃除機を回転させるブループリントを作成します。

ネコも同じように回転させてもよいのですが、今回は「AttachActorToActor」ノードを利用しロボット掃除機にネコをアタッチすることで、掃除機の回転に合わせネコを動かします。

ターゲットにはネコ、ParentActorはロボット掃除機を接続します。LocationRule・RotationRule・ScaleRuleは、レベル上の値を維持したいので全て、KeepWorldを選択します。

実際に「AddActorLocalRotation」で回転させいるのはロボット掃除機だけですが、プレイするとロボット掃除機の上で休んでいるネコも一緒に回っていることが確認できます。

最後にオフィスのアセットを配置したら、和むオフィスの出来上がりです。

diprossではUnrealEngineを利用したコンテンツ開発・3D動画制作を請け負っています。

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