XNurbs for Rhinoプラグインのご紹介

この度、Rhinocerosのプラグイン「XNurbs for Rhino」をリリース致しました。
XNurbsはシンプルかつ非常に強力な面作成機能を備えたプラグインです。あらゆる状況に対応した面作成機能を備えている上に、非常に制御点の少ない構成のサーフェスが作成されます。
今回はざっくりとした内容ですがXNurbsの機能についてご紹介致します。

複数エッジに対するサーフェス作成

XNurbsではカーブやサーフェスエッジ、点などを選択しその要素を通るような面が作成できます。

従来のRhinocerosではパッチ面などで対応していましたが、制御点を非常に多く設定しても結合できなかったり、面が汚かったりしました。
XNurbsでは精度も0.001まで対応しています。更に、サーフェスエッジに対し位置、接線、曲率の設定ができる上に作成されるサーフェスは制御点が非常に少なく、容量の少ないデータが作成できます。

車のボディーを作成してみる

車のボディの一部をXNurbsで作成してみます。XNurbsではサーフェスの境界と境界内部で面のガイドとなる二つの設定ができます。境界に設定したカーブに対しては必ずそのカーブに沿うように面が構築されます。用意したカーブは赤色の境界に使用するカーブとガイドとなる水色のカーブで理想となる形状になるように調整しています。