VR用HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の選び方

VRHMDはVR(バーチャルリアリティー)用コンテンツを楽しんだり、活用するために使用するゴーグルの総称です。
今日においてはVRHMDは多くの種類が販売されておりますので初めてVRコンテンツに触れたい、これから事業としてVRを活用していきたいとお考えの方たちにとってまずどれを選べばいいのかわからないという状況となっているかと思われます。
ですので今回は用途・目的に応じて正しくVRHMDを活用するための大まかなカテゴリー分けをご紹介します。

自由度(DoF)について

前提としてHMDには大まかには3DoFと呼ばれる仕様のものと、6DoFと呼ばれる仕様のものがあります。
DoFとはdegrees of freedomの略で3DoFのHMDは360°全周囲を見渡すことができる性能となります。さらに6DoFのHMDは360°の見渡しに加えて前後左右上下への位置移動にも対応しています。
使用感の差としては3DoFではゴーグルを装着した状態で立ったりしゃがんだりしてもゴーグル内の映像は変化しませんが、6DoFでは位置移動にも対応しているので立ったりしゃがんだりすることでゴーグル内の映像の視点位置も上下に動くという違いがあります。

HMDのカテゴリー

スマホ用HMD・・・多くのスマートフォンに搭載されている軸センサーによって、専用のゴーグルと組み合わせることでスマートフォンを3DoFのHMDとして活用することができます。
主な用途は360°映像コンテンツの視聴で、比較的安価にVRコンテンツを体験することができます。コンテンツの制作も比較的敷居が低くなっています。

ゲームハード専用HMD・・・PlayStationVRなどに代表される、コンソール向けゲームハード専用にリリースされるHMDです。後述する高価で高性能なPCがが必要となるPC向けHMDと比べると、PC向けVRコンテンツに匹敵するクオリティのコンテンツを数分の一の投資で楽しむことができる点が特徴です。
ただし、コンテンツが展開されるプラットフォームがそのゲームハードに依存するために主にゲーム用途での活用となります。

PC用HMD・・・HTC-VIVEやOculusRift等に代表されるPCに接続して利用するHMDになります。多くの製品が6DoFに対応しており、左右のディスプレイの視差による立体視に加えて位置移動に対応することによって実質的にバーチャル空間を歩き回れることにより、高い没入感を体験できます。
ただし処理性能が接続するPCに依存するために高い性能を持つPCを別途用意する必要があります。コンテンツ制作の自由度が高いため、活用法としてはゲーム以外にもVR空間を活用した様々なビジネス用途にも対応しやすいタイプとなっています。

一体型HMD・・・OculusGoなどに代表されるPCへの接続を必要としないHMDです。現在発売されているものは3DoFのものが中心で搭載しているプロセッサもスマートフォンに近似するような性能のものが多いですが、主要なHMDメーカーやコンテンツデベロッパーも近年力を入れており、製品のバリエーションやコンテンツの数などもこれから増えていくと思われます。
6DoFでのトラッキングに対応するOculusQuestなどの製品も発表されており、値段も比較的安い上に高性能なPCも必要としないことでコンシューマーでの利用者が増える見込みから、対応コンテンツ制作ビジネスの活発化が期待されています。

今回ご紹介したポイント以外にもディスプレイの種類やレンズの作り、コントローラーのタイプやリフレッシュレート(映像の滑らかさ)など、様々な比較すべき性能差がある製品が次々にリリースされています。
特にビジネス用途でVRを導入する場合は用途・目的に合わせて的確にデバイスを選択する必要となりますので、今後もより詳しい内容をお伝えできればと思います。

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