Geomagic Wrapでリバースモデリング

Geomagic Wrapとは

Geomagic Wrapとは、大容量のメッシュデータからサーフェスデータを構築することに特化したソフトウェアです。

単にサーフェスを構築するだけではなく、ポリゴンの修復機能も充実しています。

そのため、部分的に欠落したメッシュデータからでも、周囲の形状を補完するように穴埋めができ、最終的にソリッドデータまで制作することが容易にできます。

有機形状のリバースに力を発揮

Mesh2SurfaceやRhinoresurf等のリバースソフトでは、有機形状の高精度なリバースになると対応が困難です。

下記画像は、12万ポリゴンのメッシュデータを、Geomagic Wrapでサーフェス化したものになります。

メッシュのインポートからIGESの出力まで、5分程度で作業完了しました。
(データの品質や形状、データ量によって作業時間は異なります。)

Geomagic Wrapを利用すべき人

特におすすめしたいのが、Zbrush等でフィギュアや玩具を制作しているクリエイターの方や、文化財などをスキャンしデジタルデータ化を行っている造形屋さんです。

CADでの面構築が困難な、メッシュデータのリバースモデリングをする際、特に威力を発揮します。


ZbrushなどのCGソフトが多く普及していく中、最終的にCAD化を行うためのツールとしては、最良の選択と言えます。是非、ご検討下さい。

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